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体に「よい油」と「よくない油」
飽和脂肪酸:制限しよう
どれが体に「よい油」、「よくない油」なのかご存知ですか。油の話となると、「1価不飽和脂肪酸は~」など難しくて分かりにくいと思いませんか?今回は、どれがよくてよくないか分からない…という方のために、細かい分類はなしで紹介します。
ただし、よい油でも摂り過ぎは良くないし、よくない油でも全く摂らないは問題ですので注意が必要です。
<飽和脂肪酸:制限しよう>主に動物性の脂質に含まれます。例外としては植物性のココナツ、ココナッツオイルが挙げられます。飽和脂肪酸は、体内で作られるコレステロールの材料となるために、摂取しすぎると悪玉コレステロールが増加します。
【代表的な食品】クリーム、バターなどの乳製品、ラード、霜降り肉、手羽先、ベーコン、ソーセージ、室温で固体である脂すべて(マーガリンとショートニングを除く)、ココナツ、ココナッツオイルなどです。
≪飽和脂肪酸を制限することで、動脈硬化症の予防になります。≫動脈硬化とは、その名のとおり、動脈の弾力性が失われ、血管壁が厚く硬くなる疾患です。脂質異常症、糖尿病、喫煙、高血圧、肥満、運動不足、ストレスなどの危険因子が重なると発症しやすくなります。動脈硬化の予防はこれらの疾患を予防すること、動脈硬化の治療はこれらの危険因子を除去することになります。
体に「よい油」と「よくない油」